腸のガスのだまりにご注意を!

お腹にガスがたまって苦しいことってありませんか?
誰もがだしているオナラやゲップ、マナー違反ととらえられることが多いので、どこでも自由にだすわけにいかず、たまると苦しいばかりです。特に女性は人前でだすことなどできないので、こらえるのは大変つらいことでしょう。

人は1日にどれぐらいのガスをだすのでしょうか。大量にガスがたまるというのは、原因となる病がありそうです。無駄なガスがたまらないようにする方法とはなにか?ちょっとしたコツを紹介します。
お腹の不快感を解決しましょう!

人の体から1日にどれだけのガスがでるのか

健康な成人の場合、1日にでるオナラの回数は10~20回ぐらいです。そんなにしているはずがないと思われるでしょうが、眠っている間にもオナラはでていますし、排便のときなどにもでていきます。

容量は500mlから2000mlもあり、かなりの量がでていると思われるでしょうが、1度にでるのは100mlから150mlと、それほど大量ではないのです。

これ以上の量、回数がでるとなったら、なんらかの病気が原因かもしれません。

ガスがたまる原因

豆やイモを食べたりすると、ガスがたまると思っていませんか?たしかに食物繊維はガスを発生させる元になりますが、実は腸内で作られるガスは全体の3割ぐらいしかないのです。

ではなにがガスの元かというと、自然と飲み込んでいる空気です。食事やおやつのときに食べ物を飲み込みますが、そのときに大量の空気が胃に入っているのです。

ガツガツと早食いするのはよくありません、食べ物と一緒に、大量の空気まで飲み込んでしまうことになります。ゆっくりとよく噛んで食べましょう。それだけで空気を飲み込む量が大きく違ってきます。

他にはビール、炭酸飲料などの飲み物に含まれるガスも原因になります。ゲップででる分もありますが残りはオナラの元となります。オナラが気になるなら、炭酸を含む飲み物は控えたほうがいいでしょう。

飲み込んだ空気がすべてオナラになるわけではありません。約8割は自然と体内に吸収され、肺から呼気とともに排出されています。残りの2割弱がガスの元となるのです。

ストレスが原因で胃腸の働きが鈍くなっていると、順調に食べたものを消化することができなくなります。すると腸内に食べたものが長時間とどまることになり、ガスの異常発生につながってしまいます。

運動不足も腸の動きを鈍くさせるもとになります。腸が動いていると、ガスも少しずつ移動して体外にでていきますから、ウォーキングなどを日常に取り入れて、ガスの排出をうながしましょう。

体内にたまっているガスには臭いがない?

オナラがマナー違反となるのは、その強烈な悪臭が不快感を呼び起こすからでしょう。毎日大量にでているオナラですが、そのすべてが臭いわけではありません。なかにはほとんど無臭のものもあります。

腸内がきれいでしたら、オナラは臭くなりません。あの悪臭の原因は、高脂肪の食べ物の消化かすがいつまでも腸内にとどまることによって、悪玉菌を発生させてしまうのが原因なのです。

便秘をしていない、食物繊維を多くとる人のオナラは、臭くないということです。逆に便秘がちで、肉類や加工食品を多くとり、食物繊維をとらない人のオナラは臭くなるのです。

ガスを大量に発生させてしまう病気とは

大量にイモを食べたとか、ビールを何杯も飲んだなど、何回もオナラがでる原因がはっきりわかっているなら問題はありません。そういった原因もないのに、異常なほどガスがたまる場合は病気を疑ったほうがいいでしょう。

・呑気症(どんきしょう)

空気嚥下症とも言われる呑気症は、主にストレスが原因で発症します。無意識のうちに何度も唾液を飲み込む。奥歯に力を入れて噛みしめる。これらのことを繰り返すと、その度に少量の空気が胃の中に入っていって、ゲップやオナラを発生させるのです。

本人が呑気症であると自覚すれば、症状は緩和していきます。日常の過ごし方を変えるだけですから、そんなに難しいものではありません。

・食べ物はゆっくりと飲み込む。早食いしない。
・姿勢をよくして、うつむかない。
・口呼吸でなく鼻呼吸にする。
・ストレスがあるとき、奥歯を噛みしめることがないよう注意する。

一番いい方法は、ストレスを解消することです。

・過敏性腸症候群

これもまたストレスからくる病気です。ウィルスなどの原因があるわけでなく、自立神経の乱れから腸の動きがおかしくなっているのです。

過敏性腸症候群のおもな症状は、下痢と便秘を繰り返すというものですが、お腹にガスがたまるタイプもあるのです。

困ったことにこの病気でできるガスは、腸内の状態がとても悪いため臭いガスになります。そのためオナラのでることが、さらなるストレスの原因となってしまうのです。

やはりストレスを軽減し、腸内環境を整えることが必要です。

臭くないオナラをめざすには?

ガスはどうやってもたまるものです。ですからオナラをがまんする必要はありません。ほどよくだしていった方が、健康にはいいのです。

けれど周囲を不愉快にさせるような臭いだけは、どうにかしたいものですね。それには腸内環境を整え、臭くないガスを作り出せばいいのです。

食物繊維は臭くないガスを作り出す元です。肉などを食べたときには、必ず野菜もとるように心掛けましょう。

またラクトフェリンのような腸内環境を整えるサプリメントの利用で、悪玉菌を減らすことで、ガスの無臭化はすすめられます。腸内環境がよくて、排泄が順調ならガスは臭くなりません。

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