便秘解消にはキムチ!?キムチの便秘解消パワーのヒミツとおすすめレシピ

便秘の際は、食べ物に気をつけると症状が緩和される可能性があります。ご飯のお供に最高の「キムチ」も、便秘解消に役立つ食材の1つ。意外ですよね!辛さが特徴的なので、お腹に刺激が強そうなイメージがありますが、実は腸を綺麗にしてくれる食品なのです。

ここでは、キムチがなぜ便秘に効くのか、便秘に効くキムチの選び方、便秘解消におすすめの組み合わせなど、キムチと便秘の関係について解説します。

キムチを食べると便秘が改善する?

「便秘に効く食べ物」と聞いて、「キムチ」と即答できる人は少ないかもしれません。便秘と言えば、バナナや納豆、ヨーグルトなどを思い浮かべますよね。美味しいけど辛くて、お腹に刺激が強そうなキムチですが、実は便秘解消に大きな効果を発揮してくれるのです。

【キムチが便秘に効く理由】

キムチが便秘に効くのは、「乳酸菌」と「食物繊維」が含まれているからです。

キムチは、野菜と魚介の塩辛などを混ぜて発酵させた韓国の伝統料理です。日本の漬物と同じく、発酵により「乳酸菌」が豊富に含まれるようになります。乳酸菌を取り入れると、腸内で良い働きをする「善玉菌」が増え、腸内細菌のバランスが整うので、腸の動きが活発になり便秘が解消することが期待できます。

キムチに含まれている乳酸菌は、種類が豊富なのも特徴。人によって相性の良い菌は違います。キムチを食べてよりたくさんの種類の乳酸菌を取り入れることで、自分にあった菌に出会う確率が高まるのです。効率的に便秘解消が出来るということです。

chokatsu_133また、キムチの乳酸菌は植物をエサにする「植物性乳酸菌」。ヨーグルトなどに含まれる動物性の乳酸菌と比べて、胃酸に強く、生きたまま腸に届きやすいという特徴があります。便秘解消の強い味方です。

「食物繊維」は、便秘解消にはおなじみの栄養成分ですよね。キムチの種類にもよりますが、キムチには白菜や大根など食物繊維豊富な野菜がたくさん含まれています。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、これをバランスよく摂取することで便秘が解消されます。

水溶性食物繊維は、水に溶けてコレステロールを排出し、善玉菌の働きを活性化させる働きがあります。不溶性食物繊維は、水に溶けないので便のかさをまして腸を刺激し、排便をスムーズにさせてくれます。

食物繊維と乳酸菌を同時に取り入れられるキムチは、便秘解消に嬉しいおかずなのです!

【キムチを食べすぎると便秘に逆効果?】

いくら便秘に効くからといっても、キムチを食べすぎるのは考えものです。キムチは刺激物なので、食べ過ぎると胃腸にダメージを与え、働きを鈍らせてしまいます。胃腸が弱る=体調を崩す、便秘になるということなので、あくまで適量を食べるのがポイントです。

また、キムチは塩分量も高いので、健康面から考えても食べ過ぎは止めましょう。一度にたくさん食べるのではなく、毎日少量を食べ続けることを意識してくださいね。

【便秘解消以外にも、キムチには健康効果がいっぱい!】

便秘を改善してくれるだけでなく、キムチにはたくさんの栄養効果があります。

まず、ダイエット効果。キムチに使われている唐辛子には、カプサイシンが豊富。キムチの辛味を生みだしているカプサイシンは、体を温める作用、脂肪を燃焼する作用があることが知られています。新陳代謝が活発になりますから、キムチを朝ごはんに食べて、そこから有酸素運動などをするとさらにダイエット効果が上がるはずです。唐辛子にはβカロテンも豊富。これは、体内でビタミンAとなり、臓器を保護したり、新陳代謝を活発にする手助けをしてくれます。

また、抗酸化作用も強いため、若々しい体を保つ、アンチエイチング効果もあると期待されます。

美容と健康と便秘解消のために、上手にキムチのパワーを取り入れたいですね。

便秘に効くキムチの選び方

ご飯を美味しく食べられるだけでなく、便秘の解消も期待できるなんて、今すぐにでもキムチを買いに行きたい!と思いますよね。

ただ、お店でキムチを選ぶときには、間違ってはならないポイントがあります。

それは「発酵食品」と明記されているキムチを選ぶことです。

なぜなら、スーパー等で安く販売されているキムチの中には、魚介の塩辛を使わず、発酵もさせずに作られているものもあるからです。実際、化学調味料などを使うことで、「キムチっぽい」風味を生み出しているだけの製品もあるんです。

キムチが便秘に効くのは、「食物繊維」と「乳酸菌」の働きがあるからです。発酵していないキムチに、乳酸菌は含まれていません。それをいくら食べても、便秘解消効果は期待できませんよね。

便秘解消を求めてキムチを食べたい方は、塩辛などが入っていて「発酵食品」と書かれているものを選ぶようにしてください。

キムチと組み合わせて便秘に効く食べ物

便秘解消に効果のあるキムチですが、便秘に良い食品を組み合わせて食べることでより強い効果を発揮してくれます。キムチとの相乗効果ができる食材をご紹介します。毎日の食事に取り入れれば、飽きずに食べ続けられるのではないでしょうか。

【キムチ+納豆】

納豆も、便秘解消に聞く食べ物の代表です。キムチと納豆を混ぜると、味の相性もいいのでご飯も進みますよ。

chokatsu_134納豆には、「納豆菌」が含まれれています。納豆菌も強く、キムチに含まれる植物性乳酸菌と同じく、腸内までしっかり運ばれます。そして、腸内で善玉菌として腸の働きを助けてくれます。さらに、他の善玉菌(乳酸菌)もサポートして、数を増やす働きもしてくれるのです。

【キムチ+きのこ】

しめじ・しいたけ・えのき・エリンギなどのきのこ類も、キムチとの組み合わせがおすすめです。きのこも菌類ですから、善玉菌を増やす手助けをしてくれます。さらに、食物繊維が豊富なので便をスムーズに排出する相乗効果が期待できます。

たくさんきのこを食べるために、きのこたっぷりのキムチ鍋などはいかがでしょうか。具材に野菜を増やせば、よりスッキリ効果が高まりそうです。

【キムチ+豆腐】

豆腐に豊富に含まれる「マグネシウム」には、整腸作用があります。キムチと合わせて食べれば、整腸効果がさらに高まります。キムチをトッピングした冷奴は、小鉢にもピッタリですよね。キムチ鍋に豆腐をプラスしたり、豆腐チゲを食べるのも良いかもしれません。

【キムチ+オリーブオイル】

キムチの辛味がちょっと苦手…という人にもおすすめなのが、キムチにオリーブオイルをちょい足しする方法。油分のおかげで、多少辛さがまろやかになります。

また、オリーブオイルも便秘解消パワーのある食材。オリーブオイルには「オレイン酸」が豊富に含まれています。オレイン酸は、腸を刺激して運動を促してくれるので、排便を助けるという働きがあります。また、オレイン酸は吸収されにくく、便に浸透しやすいという性質があるので、便を柔らかくする効果も期待できます。

オリーブオイルをプラスしたキムチを、納豆にプラスしたり冷奴に乗せると、さらに便秘解消パワーがアップします。

ラクトフェリン+キムチで便秘を解消する

便秘を解消するために、毎日の食事にキムチを取り入れてみましょう。さらに腸内環境をより良くするために、サプリメントを併用するのも良いですよ。

chokatsu_135便秘解消におすすめなのは、「ラクトフェリン」です。ラクトフェリンとは、母乳に含まれているタンパク質のことです。ラクトフェリンを摂取すると、腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保つ働きをしてくれます。キムチの乳酸菌+食物繊維との相乗効果が期待できますね。

ラクトフェリンには、便秘解消効果以外にも免疫力アップ、抗菌・抗ウイルス作用、貧血の解消、内臓脂肪の減少などの嬉しい健康効果が見込めます。健康を維持するために、上手に取り入れたいサプリメントです。

便秘を解消するためには、食生活や生活習慣の見直しが大切です。キムチを取り入れるのは、便秘解消につながる習慣の1つ。他にも適度な運動や栄養バランスの整った食事などに気を配り、便秘におさらばしましょう。

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