ラクトフェリンの脂肪の吸収を抑制する効果
ラクトフェリンには、脂肪の吸収を抑制する作用があると言われています。
ラクトフェリンには、中性脂肪やコレステロールが体脂肪になる原因をつくる物質、LPSが働かないようにする作用があるという研究報告があります。
このLPSの働きを抑える作用によって、脂肪がつきにくくなると期待されているのです。
ラクトフェリンによる脂肪の分解を促進する効果
ラクトフェリンには、脂肪の分解を促進する働きがあると期待されています。
脂肪が蓄積してしまうプロセスには、ペリリピンというタンパク質が関係しています。ペリリピンが脂肪滴を包むことで、脂肪が分解されないようになっているのです。
このペリリピンの分泌をラクトフェリンが抑制すると言われています。ペリリピンが分泌されなくなれば、脂肪を分解するリパーゼという酵素の働きによって、自然と脂肪が分解されていきます。
このようにして、脂肪の分解を促進して、脂肪の蓄積を防ぐ効果があると期待されているのです。
ラクトフェリンは、ダイエット薬ではありません。食事に取り入れながら、普段の食生活を改善し、適度に運動することで皮下脂肪と内臓脂肪の減少を目指しましょう。