臨床実験での効果はすべての人に当てはまるわけではありません。
臨床実験は、何千人を対象とした疫学調査とは違って、少人数の被験者を対象とします。もちろん臨床実験では、老若男女のある程度幅広い世代で効果を測定しています。しかし、それでも少人数に対する実験ですので、体質、遺伝的要素によっては効果がない人もいると考えられます。飲み方や飲む量も、その効果に影響します。
したがって、飲むだけで痩せようとはせずに、体質の改善を目指して、運動なども取り入れながらラクトフェリンを摂取するようにしてください。ラクトフェリンは、体質改善のための栄養素のひとつと考えてください。
生活全般を見直しながら、ラクトフェリンを取り入れましょう
ラクトフェリンを飲んでいても、内臓脂肪がたまりやすい生活習慣をしていると、ラクトフェリンの効果が出たとしても実感ができない場合があります。生活全体を見なおして、食生活にも気をつけながら、痩せやすい環境づくりをしましょう。
内蔵脂肪を減少させるには、有酸素運動が効果的とも言われています。こうした運動を取り入れることで、内臓脂肪を減少させるだけでなく、健康的な体質に改善していくことができるでしょう。食生活も、脂っこいものを食べ続けるなどの偏った内容にならないよう、注意しましょう。
ラクトフェリンだけでなく、その他の栄養素もバランスよく摂取したほうが、痩せる効果が期待されます。他の栄養が足りないと、痩せにくい体質になってしまうことも考えられます。
ラクトフェリンはダイエット医薬品ではありませんので、ラクトフェリンを飲むだけで痩せようとはせず、体調管理、体質改善の手段のひとつとしてラクトフェリンを選択することをおすすめします。