結晶セルロースの性質
結晶セルロースには、次のような性質があります。
・賦形
・増粘
賦形とは、あるものの大きさや形を適当なものに整える性質です。増粘とは、加えることによってそのものに粘り気を出す性質です。この2つの性質を使って、サプリメントの材料として使われることが多いようです。固形のものの他にも、ドリンク剤などに使用することによって、内容物をボトルの下の方に沈殿させにくくするという特性もあります。
どんな役割があるの?
結晶セルロースには次のような役割があると言われています。
・便秘改善の役割
・整腸作用の役割
・ダイエット役割
・大腸がんの予防の役割
結晶セルロースは食物繊維の一種です。食物繊維には腸のぜん動運動を促して老廃物をしっかり排泄する機能があります。排泄のリズムが整い、腸の運動が活発になると、他の内臓の運動も活発になるため、結果肥満予防につながり、ダイエットに効果があるそうです。また、腸内に老廃物が溜まらないということは、宿便(古い便)が留まることがなくなりますので、大腸がん、もしくはその他消化器系の病気の予防にもつながるようです。