ラクトフェリンサプリは毎日続けて飲むことにより、効果が現れます。昨日飲み忘れたから、今日まとめて飲んじゃえ、これではあまり意味がありません。
なぜなら、体が１日に吸収できるラクトフェリンの量には限界があり、それを超えた分は排出されてしまうのですね。
そのため、毎日忘れずにきっちり飲むことが重要なのです。また、一度に１日分のカプセルを全て飲む必要はありません。例えば、１日３錠飲むならば、朝に１回、昼に１回、夜に１回と分けて飲んでもOKです。このように、自分に合った飲み方ができるのは嬉しいですね。

では、具体的にいつラクトフェリンを飲むのがおすすめなのでしょう。ぜひ飲んでほしいタイミングは、夜寝る前です。
ラクトフェリンは胃酸に弱く、多くのサプリがいくら胃酸対策をしているといっても、胃を通過するときにある程度は胃酸の影響を受けます。
人は寝ている間に副交感神経の働きが強くなり、胃酸の分泌量が低下します。そのため、ラクトフェリンが生きて腸に届きやすくなるのですね。
ですから、ラクトフェリンの効果をより引き出すためには、就寝前に飲むのがとてもおすすめなのです。

他にも、人は寝ている間に脂肪の合成が活発になると言われています。ラクトフェリンには脂肪の合成を抑制する働きがありますから、寝る前にラクトフェリンを飲むことにより、この働きを抑えることができると考えられています。
そのため、より大きなダイエット効果を得たい方の場合は、寝る前にラクトフェリンを飲むのがおすすめなのですね。

ラクトフェリンには免疫力強化やダイエット効果のほか、花粉症対策にも効果があると考えられています。
そのため、風邪が流行りだす季節の移り変わりの時期や、花粉が舞い始める初春にラクトフェリンの効果が出るよう、タイミングを合わせて飲み始めることもおすすめです。

ラクトフェリンの効果が出始めるのは、飲み始めておよそ１～２か月後だと言われているので、花粉症対策として飲むのならば、１～２月前くらいにラクトフェリンサプリメントをスタートするといいでしょう。

また、、ラクトフェリンのダイエット効果も１～２か月後から現れると考えられているので、ダイエットの補助としてラクトフェリンを摂る場合は、ダイエットは始める２か月前くらいから飲み始めるといいでしょう。

せっかくラクトフェリンを飲むならば、効果を最大限に得たい！こう考える人が多いでしょう。上述したように、ラクトフェリンは飲むタイミングによって、効果の大きさは違ってきます。
また、同じように、ラクトフェリンの飲み方によって効果の大きさも違ってくるのです。正しいラクトフェリンの飲み方をご紹介しましょう。

基本的に水で飲むことがおすすめです。お茶やコーヒーで飲んでしまうと、それらに含まれる利尿作用を持つ成分により、ラクトフェリンが排出されやすくなってしまうからです。
また、飲み物によっては腸でのラクトフェリンの吸収を阻害するものもあります。水ならばそういった心配はないため、ラクトフェリンの効果を十分に引き出すためには、水と一緒に飲むことがおすすめです。

夏場などは冷たい水で飲みたくなりますが、できれば常温で飲むほうがいいでしょう。特に冷たい水は腸の働きを抑制することで、ラクトフェリンの効率的な吸収を阻害する可能性があります。
他にも、単純に下痢などお腹の調子を崩すこともあるので、ラクトフェリンは常温の水で飲むのが一番おすすめです。

また、サプリはカプセル型や錠剤のものが多いですが、飲む際に噛んでしまわないことも大切です。
ラクトフェリンサプリは胃酸対策用に、サプリの周りが特別な膜などでコーティングされている場合が多いのですが、噛んでしまうと中身が露出してしまい、コーティングの意味がなくなってしまいます。
そのため、サプリを飲む際は噛まずに一気に飲み込むようにしましょう。

以上のように、正しい飲み方をすることや飲むタイミングを気にすることで、ラクトフェリンの効果を最大限に引き出すことができます。
もちろん、毎日継続して飲むのが一番理想なのですが、いいとこ取りをしたい！という人もいるでしょう。
自分がラクトフェリンに期待する効果を考えて、その効果がベストなタイミングで現れるよう、サプリを賢く飲んでいきたいですね。