身近な大腸菌の悪さ

大腸菌はよく聞く話題ですが、大きく話に取り上げられるときは、O-157(オーイチゴウナナ)と言う名前で聞くことが多いかと思います。

このO-157は食品に付着した菌が胃の中に入り、下痢や嘔吐といった症状がでる、感染病です。よくノロウイルスやロタウイルスに間違えられたりする、厄介な感染病で、しっかり知識を入れないといけません。原因や症状、治療法についてみていきたいと思います。

原因

まず原因のルーツと言える感染を日本で確認できた時は、1990年に起きた埼玉県浦和にある幼稚園の集団感染があったと記録されています。この時の感染ルートは井戸水が原因でした。

アメリカで感染が確認されたときは、ハンバーガーのお肉からの感染が確認されたと記録には残っております。日本の幼稚園で確認されたときは、感染者が園児182人中149人が感染し、多くの園児が感染しました。

そしてこの感染はとどまることを知らず、二次感染により合計319人が感染をし、2人が死亡しました。このように、O-157の原因は水や食品からの感染が原因なのです。このO-157は感染腸管出血大腸菌と言われるのです。

症状

大まかな症状と言いますと、まず腹痛と下痢です。最初の症状だけですとなかなか認識されず、放置されがちになります。そして症状が悪化するにつれておへその方から下部にかけて激しい腹痛と下痢そして血便が出るようになります。それに熱が出たりなどします。

出血性下痢や水様性下痢、腹痛、嘔吐と言った症状が主な原因になるでしょう。普段の生活の中では初期段階で判断はしずらく、症状の悪化から搬送されるケースが多いので油断は禁物です。

感染予防

感染予防で気を付けることは食品に対する衛生管理です。手洗いもそうですが、よく忘れがちなのが消費期限の確認です。

○食品の消費期限を守る

よく賞味期限は確認される方も多いかと思いますが、賞味期限はあくまで味など品質の問題になり、実は消費期限を気にしないといけないのです。消費期限は食品の安全の期限だからです。

○しっかりと加熱する

そして、調理もしっかりと熱処理することです。井戸水での感染ケースですが、こちらは定期的な水質検査を心がけましょう。井戸水の利用はなかなかこの定期検査を忘れてしまい感染することがあるからなのです。

○感染者への対応

もし感染者が出たときの対応ですが、細菌を付けない、増やさない、細菌を殺すことです。
感染のリスクを避けるため、手を洗いアルコールで消毒します。

感染者が嘔吐や下痢をしたとき処理する場合、手袋をして細菌を付けないようにし処理をします。処理をした場所や触れたとこなどは、ペーパータオルを使いアルコールで処理をします。

このように気を付けることにより感染のリスクや発症率を格段に下げることができます。

治療法

治療法ですが、病院に行き医師の判断をお願いしてください。先ほど原因で述べた通り、症状では分からないことが多く、病院に受診することをおすすめします。

また、感染者が出た場合、直接触れたりしなければ、二次感染の確立も低くなるので、汚物の処理はゴム手袋の着用を。O-157の感染させないためにも、食の安全に注意してください。

冷蔵庫から出して使わなくなった食材などは、冷蔵庫にすぐに戻したり、なるべく鮮度のいいものを選び購入しましょう。

肉・魚などを切った包丁は一度洗浄してから使うなどの配慮で感染するリスクは減ります。なので、治療よりも衛生管理を気を付けましょう。

まとめ

大腸菌は知らないととても厄介で、やはり日々の生活で気を付ければ高確率でリスクを避けることもできるのです。人が日々口にする食品の管理や、衛生管理が重要だと思っていただければ、幸いです。

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