落下腸とは?

人体模型を見ると、人の腸は体内で四角を描きながら、腹腔内に張り巡らされているように見えます。ところが本来あるべき場所から大きく離れ、骨盤近くまで下がってしまった腸を落下腸、ねじれている腸をねじれ腸と言います。

腸の位置異常のせいで便がうまく流れていかず、便秘になってしまうのです。
特別な病気のように思えますが、詳しく調べると意外になっている人は多く、便秘をしない健康な人でも落下腸やねじれ腸の人はいるのです。

自分が落下腸か知りたければ、病院のレントゲンで調べればすぐにわかります。病院に行くほどのことではないようでしたら、思い当たるところはないか、以下の記述内容から考えてみてください。

落下腸による便秘

・便秘は子供の頃から
・腹痛をともなう便秘
・便秘の後に下痢
・運動不足になると便秘
・立っていると下腹がポッコリ出る

落下腸の特徴です。思い当たることがいくつかあるようなら、便秘の原因は落下腸でしょう。

落下腸改善にはマッサージ

落下腸を完治させることはできません。特別な手術や整体などで治すことはできないのです。唯一の改善策は、今のところマッサージだけのようです。

マッサージによって外側から腸を刺激し、腸内部の便を移動させていくことによって、頑固な便秘も解消されます。

○マッサージのやり方

まず腸を押し上げます。

・仰向けに寝て両膝を立てます。
・腰の下に座布団などを起き、腰10cmほど浮かせます。この体勢になると腹筋が緩み、マッサージの刺激が伝わりやすくなります。
・下腹部からおへその上まで両手で押し上げていきます。ごしごしこするというより、優しく引っ張りあげる感じです。あまり強くすることはありません。お腹が自然とへこむぐらいでいいでしょう。これを1分間続けます。

続けてS状結腸を刺激するマッサージを行います。

・S状結腸(恥骨の少し上にあります)を上下に1分間、つつくようにして揺らします。指先でリズムをとるような、軽い感じでつつきましょう。

これを朝晩2回行います。1回の所要時間は、たった2分ですから、ストレッチなどよりはるかに楽にできます。

落下腸にならないためには

まずインナーマッスル(体の深奥にある筋肉)を鍛えましょう。胃下垂などはインターマッスルによいストレッチを続けて行うと、改善されることがあります。落下腸のうえに胃下垂となると、消化機能にかなりのダメージを受けてしまいます。

普段から姿勢を正しく、猫背にならないように注意します。うつむいた姿勢は内臓を圧迫するので、常に背中を真っ直ぐにするように意識しましょう。

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