プラズマ乳酸菌はウィルスと戦う乳酸菌

乳酸菌と呼ばれるものがいくつぐらいあるかご存じですか?何千という種類の乳酸菌がありますが、名前がつけられてよく知られている乳酸菌だけでもなんと300種類もあるのです。
最近インフルエンザの予防効果などで、新たに乳酸菌に注目が集まるようになりましたが、実は古くから乳酸菌は人々の生活の中に溶け込んでいました。化学薬品のない時代、乳酸菌の含まれたものを食べることで、人々は胃腸を整えてきたのです。
人間の消化吸収能力は、動物よりも劣る部分があります。それは腐敗した食べ物に対するもので、腐肉を食べてもハイエナはなんともありませんが、人間だったら腸炎を起こして場合によっては死んでしまうでしょう。
火を使うことを覚えた人類は、煮沸すれば雑菌が死にお腹を壊さないと学習しました。さらに長い年月をかけて、完全に腐らない状態のもの、発酵したものが消化吸収にいいと気がついたのです。
世界中にそれぞれの地元でとれた食材を使った、発酵食品があります。乳酸菌の種類と効能について研究されるはるか昔から、人々はそれらの食品で乳酸菌を取り入れてきたのです。

ウィルスに強い乳酸菌「プラズマ乳酸菌」

ビフィズス菌ガセリ菌などは聞いたことがあるでしょう。けれどプラズマ乳酸菌というのは、あまり耳にしたことがないかもしれません。

この菌はビールメーカーのキリンが、乳製品を手がける小岩井乳業とともに研究開発した乳酸菌です。では腸にとって、どのような効果があるのでしょうか?

プラズマ乳酸菌の特徴

これまであった乳酸菌とプラズマ乳酸菌はどう違うのかというと、免疫に対するメカニズムが違うのです。

免疫細胞というものは、1つだけではありません。腸内にはいくつもの免疫細胞が存在しています。乳酸菌はその中の1つの免疫細胞を活性化し、腸内環境を整える役割を果たしているのです。

免疫細胞を束ねる役割をしているのが、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)です。
プラズマ乳酸菌は、このpDCを活性化させて、腸内にある全ての免疫細胞を、1度に活性化させることができるという特別な働きができるのです。

pDCがいつも活性化していれば、人は病知らずになれそうですが、そういうものではありませんでした。pDCはウィルスが侵入してきて、体内で増え始めたときに働き出すのです。そのため感染して症状がでてきた頃に、体内で働きだしていたのです。

プラズマ乳酸菌をとることによって、pDCがいつも活性化している状態にすることができます。ウィルスに感染しても、プラズマ乳酸菌のおかげですぐにウィルスはやっつけられるようになりますから、インフルエンザなどの防護率は格段にあがることになります。

プラズマ乳酸菌が活性化させる免疫細胞

人が持っている免疫細胞にはそれぞれ役割があります。これらがプラズマ乳酸菌を取り入れることによって、積極的に働くようになるのです。

■NK細胞(ナチュラルキラー細胞)

ウイルスやガン細胞、細菌などと戦う免疫細胞です。体内でこれらの有害なものを発見すると、ただちに活動を開始します。

■キラーT細胞

ウイルスなどに感染した細胞を攻撃する免疫細胞です。感染予防の働きもします。

■インターフェロン

細菌・ウイルスの増殖を防ぎます。細菌の感染を抑える働きをします。

インフルエンザの予防にプラズマ乳酸菌は大活躍!

学校給食などに乳酸菌製品をとりいれ、インフルエンザの罹患率を調査した結果、乳酸菌製品をとっていた学校は、明らかにインフルエンザにかかる生徒数が減っていました。

よい結果が出ていますが、誰もが絶対にインフルエンザにかからなくなるというものではありません。健康を損なっていて、免疫力が大きく落ちていたらやはりインフルエンザにかかります。

プラズマ乳酸菌をとっているから大丈夫と過信せずに、必要なら予防注射をうけましょう。インフルエンザの予防のために乳酸菌をとるのなら、流行するシーズンの前から、常に取り入れるようにしておくといいようです。

ロタウィルスの予防にも!

乳幼児がかかると、下痢や嘔吐で重症化しやすいロタウィルスですが、プラズマ乳酸菌には症状を軽減する効果があります。

ロタウィルスに感染したら、体内から徹底的に菌を排出するしか回復の方法がないのです。プラズマ乳酸菌は免疫細胞に働きかけ、ロタウィルスを追い出してくれますから、症状の回復が早くなります。

大人はロタウィルスに感染しても、あまり重症化することはありません。すでに免疫ができているからです。けれどお子さんがいたら、うつす可能性はありますから、プラズマ乳酸菌やラクトフェリンなどで腸内環境を整え、十分な予防をしておきましょう。

まとめ

免疫細胞を活性化する効果のあるプラズマ乳酸菌や「ラクトフェリン」を、毎日とることは重要です。けれどそれだけでなく、食事のバランスを整え、生活の中に運動を取り入れてください。

どんなにすぐれた乳酸菌でも、それだけで人を健康にすることはできません。乳酸菌の効果を生かせるように、健康な腸を養っておきましょう。

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