ラクトフェリンとは?
ラクトフェリンは牛乳やヨーグルトに含まれるたんぱく質の一種です。母乳にも含まれていて、私たちは赤ちゃんの頃から摂取してきている栄養素として実は親しみがあります。ラクトフェリンは人間の身体に様々な好影響を与えることがわかってきていますが、熱に弱い性質のため、牛乳などからは微々たる量しか摂取できません。そのため、効率的にラクトフェリンを摂るために様々なサプリが発売されています。
このラクトフェリンが内蔵脂肪の減少に一役買うとわかってきたため、手軽に行えるダイエットの方法として注目を浴びているのです。
内臓脂肪が溜まるとなぜマズい?
まず、私たちが脂肪と呼んでいるものは大きく2つに分けられます。皮下脂肪と内臓脂肪です。
・皮下脂肪は皮下につく脂肪で、付きにくく落ちにくい脂肪と言われています。
体型など見た目に大きな影響を与えるこの皮下脂肪ですが、実は健康に直接的な影響はあまりないと考えられています。
・内臓脂肪は、これは文字通り内蔵の周囲に付く脂肪のことです。役割は内蔵への衝撃を吸収することで、適切な量の内臓脂肪はむしろ必要なものです。
しかし、この内臓脂肪が付き過ぎると健康に悪影響を与え、生活習慣病に結びつくと言われています。
内臓脂肪は皮下脂肪とは逆で、付きやすく落ちやすい脂肪と呼ばれています。落ちやすいのならそれでいいじゃないか、と思うかもしれません。しかし、内蔵脂肪が内蔵周囲から遊離すると、その構成成分であるコレステロールや中性脂肪が血液内に多量に含まれるようになります。
よくドロドロの血液は身体に悪影響があると聞きますよね。そのドロドロになる原因は血液内のコレステロールや中性脂肪なのです!
そして、ドロドロになった血液は血管内で詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを上昇させます。さらに、血液内のコレステロールなどは血管壁に張り付き、動脈硬化などを引き起こします。
このように、無駄についた内臓脂肪はまさに百害あって一利なしなのです。そのため、内臓脂肪があまりつかないようにコントロールする必要があるのですね。
ラクトフェリンが内臓脂肪の減少に効果があることが実験で証明されている
ある会社の研究結果によると、ラクトフェリンを毎日推奨量を摂取することは、内臓脂肪を減少させる効果があると証明されています。
ライオンが行った実験はこうです。まず、毎日ラクトフェリン入りのカプセルを飲むグループと、なにも入っていない空のカプセルを飲むグループに分け。それぞれのグループの人たちは自分がどちらのカプセルを飲んでいるかを知りません。これはプラシーボ効果を回避するためですね。
また、両グループともラクトフェリン以外の要素を排除するため、食事制限や運動を行っていません。
この状況で毎日カプセルを2ヶ月間継続して飲んでもらい、2ヶ月後に体重や内蔵脂肪量を測定しました。
すると、ラクトフェリン入りのカプセルを飲んでいたグループには明らかな体重低下、内臓脂肪量の減少などの効果が見られたのです。
この実験から、ラクトフェリンを継続して飲むことは、ダイエット効果があると認められました。
手軽な内臓脂肪対策としてラクトフェリンサプリを試してみては?
今までのダイエット方法は走ったり、食事量を減らしたりと面倒でストレスの溜まるものでした。しかし、ラクトフェリンサプリなら無理な食事制限や辛い運動を行わずに、内臓脂肪対策ができるかもしれません。
ただ、ラクトフェリンは飲んですぐに効果の出るものではありません。毎日、適切な量を継続して摂取することで有用な効果が現れるのです。毎日飲むとなるとサプリ費用も結構かかるんじゃないの?と思うかもしれませんが、もともと継続して飲むものとして作られているので、定期コースなどが充実しています。これなら費用はあまり気にせず、続けることができますね。
ラクトフェリンにはダイエット効果以外にも、さまざまな有益な効果があると考えられています。便秘や下痢、冷え性対策などに。まさに一粒で二度(以上)美味しいですね。
気軽に試せるダイエット法として、あなたもラクトフェリンサプリを始めてみてはいかがでしょうか?